睡眠パターン混乱の看護計画|OP TP EP・アセスメントを看護学生向けに解説

睡眠パターン混乱とは?

睡眠時間や睡眠リズムが乱れ、
十分な休息がとれない状態です。

睡眠障害によって、

  • 疲労感
  • せん妄
  • 活動量低下
  • ストレス増加

などにつながる可能性があります。

原因

  • 疼痛
  • 環境変化
  • 不安
  • 夜間頻尿
  • 昼寝
  • 高齢
  • 術後ストレス

など。

術後患者さんでは、
疼痛や環境変化によって不眠がみられることがあります。

考えられる看護問題

  • 環境変化に伴う睡眠パターン混乱
  • 疼痛に伴う睡眠障害
  • 不眠に伴う疲労感
  • 睡眠不足に伴うせん妄リスク状態

看護計画① 環境変化や疼痛に伴う睡眠パターン混乱

短期目標

  • 夜間に休息できる
  • 睡眠による疲労感軽減がみられる

長期目標

  • 睡眠リズムを整えながら安静に過ごすことができる
  • 十分な休息をとり術後回復を促進できる

OP(観察計画)

  • 入眠状況
  • 中途覚醒
  • 睡眠時間
  • 昼夜逆転の有無
  • 疲労感
  • 表情
  • 疼痛の程度
  • 夜間頻尿
  • 不安の有無
  • 日中活動量

TP(援助計画)

  • 夜間環境を整える
  • 必要時疼痛コントロールを行う
  • 日中離床を促す
  • 安心できる声かけを行う
  • 消灯後は安静に過ごせるよう調整する

EP(教育計画)

  • 日中活動することの重要性を説明する
  • 睡眠前に不安があれば相談するよう説明する
  • 夜間眠れない時は我慢せず伝えるよう説明する

アセスメント例

患者さんは術後2日目であり、環境変化や創部痛によって夜間不眠がみられる状態である。
また、日中活動量低下もあり、昼夜逆転傾向がみられている。
このまま睡眠障害が続くと、疲労感増強やせん妄につながる可能性があるため、疼痛コントロールや日中離床を行いながら睡眠環境を整える必要があると考える。

実習でよく聞かれること

Q. なぜ日中離床を促すの?

「昼夜リズムを整え、夜間睡眠につなげるためです。」

Q. なぜ疼痛コントロールが必要なの?

「疼痛によって入眠困難や中途覚醒につながるためです。」

Q. なぜ睡眠障害でせん妄リスクが高くなるの?

「睡眠不足によって認知機能低下や見当識障害を起こしやすくなるためです。」


睡眠パターン混乱では、
「なぜ眠れないのか?」
を考えながら観察することが大切です。

疼痛や環境、不安など、
さまざまな要因を踏まえてアセスメントしていきます。

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