小児バイタルサイン正常値まとめ|年齢別に看護学生向けへ解説

なぜ小児は大人と正常値が違うの?

小児は成長発達途中であり、

  • 心拍数
  • 呼吸数
  • 血圧

などが大人より高めです。

特に乳児は代謝が高いため、
脈拍・呼吸数が多くなります。


小児バイタル正常値

小児で特に重要な観察ポイント

①呼吸状態

かなり重要。

小児は呼吸状態悪化しやすい。


呼吸で観察すること

  • 陥没呼吸
  • 鼻翼呼吸
  • 多呼吸
  • チアノーゼ

など。


陥没呼吸とは?

呼吸時に、

  • 肋骨の間
  • 胸骨上
  • みぞおち

などが凹む状態。

呼吸努力増大を示します。


②脈拍

泣くだけでも上昇しやすい。

落ち着いた状態で測定します。


③SpO2

小児は急激に低下することがあります。


④顔色・活気

かなり重要。

数値だけでなく、

  • 元気があるか
  • 反応あるか

も観察します。


小児バイタル測定での注意点

泣くと変動しやすい

特に、

  • 脈拍
  • 呼吸数

は上昇します。


恐怖心へ配慮する

いきなり触れない。

まず関係づくりを行います。


保護者対応も大切

安心できる環境調整を行います。


実習でよく聞かれること

Q. なぜ小児は脈拍が速いの?

「成人よりも代謝が良いためです。」


Q. なぜ呼吸観察が重要なの?

「小児は呼吸状態悪化しやすいためです。」


Q. なぜ泣く前に測るの?

「泣くと脈拍や呼吸数が変化するためです。」


Q. なぜ顔色や活気もみるの?

「小児は非定型の症状が出やすく、数値だけではわからない異常発見につながるためです。」


アセスメント例

患児は発熱によって脈拍・呼吸数増加がみられている状態である。
現在SpO2低下は認めていないが、咳嗽や鼻汁もみられており、呼吸状態悪化リスクがあると考えられる。
今後も呼吸状態や活気、SpO2を継続して観察していく必要があると考える。


記録例

「BT 38.1℃、P 132回/分、R 32回/分、SpO2 98%。陥没呼吸なし。活気あり。哺乳良好。」


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