「根拠は?」は怒っているわけではない
指導者さんが聞きたいのは、
「なぜその観察が必要だと思ったのか?」
です。
つまり、
“考えられているか”
を見ています。
根拠を考える基本
基本は、
「患者さんに何が起きる可能性があるか」
を考えます。
例えば、
「SpO2を観察します」
だけでは弱いですが、
「術後で無気肺リスクがあり、低酸素状態を早期発見するためにSpO2を観察します」
だと、
患者さんの状態とつながっています。
よくある考え方
① なぜ観察する?
例:
「なぜ排ガス確認するの?」
↓
「術後は麻酔の影響で腸蠕動低下し、イレウスリスクがあるためです」
② なぜ援助する?
例:
「なぜ離床を促すの?」
↓
「DVTや無気肺予防につながるためです」
③ なぜこの患者さんに必要?
ここが大事。
教科書を書くのではなく、
“この患者さん”
で考える。
例:
「高齢で活動量低下がみられているため、DVTリスクが高いと考えます」
など。
答えられない時はどうする?
実習では、
すぐ答えられないこともあります。
その時は、
「すみません、もう一度考えてきます」
でも大丈夫です。
適当に答えるより、
“考えようとしている姿勢”
が大切です。
実習でよく聞かれること
Q. なぜ「この患者さん」で考えるの?
「患者さんによってリスクや必要な観察が異なるためです。」
Q. 教科書通りではダメなの?
「患者さんの個別性につなげることが大切なためです。」
「根拠は?」と聞かれた時は、
“患者さんに何が起こる可能性があるか”
を考えることがポイントです。
最初から完璧に答えられなくても大丈夫。
少しずつ、
“患者さんと結びつけて考える力”
を身につけていきましょう。
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