おむつ交換とは?
排泄後のおむつを交換し、清潔保持や皮膚トラブル予防を行うケアです。
おむつ交換によって、
などにつながります。
おむつ交換の適応
など。
おむつ交換の目的
清潔保持
尿や便による汚染を除去します。
皮膚トラブル予防
湿潤や刺激による発赤・びらん予防につながります。
感染予防
陰部を清潔に保ち、感染予防につなげます。
安楽保持
不快感軽減や安心感につながります。
必要物品
など。
実施前に確認すること
など。
おむつ交換の手順
①患者さんへ説明する
羞恥心へ配慮しながら説明し、同意を得ます。
②環境整備を行う
カーテンを閉め、
露出を最小限にします。
③必要物品を準備する
途中で患者さんから離れなくて済むよう準備します。
④手袋を装着する
標準予防策を行います。
⑤おむつを開けて観察する
などを確認します。
便性状の観察ポイント
普通便
茶色で適度な硬さ。
下痢便
水様便・泥状便。
脱水や皮膚障害リスクがあります。
黒色便
消化管出血の可能性があります。
血便
下部消化管出血の可能性があります。
白色便
胆道系異常の可能性があります。
便秘傾向
硬便・兎糞状便。
⑥陰部洗浄・清拭を行う
前から後ろへ洗浄します。
皮膚を擦りすぎないよう注意します。
⑦皮膚状態を観察する
- 発赤
- びらん
- 湿潤
- 褥瘡
などを確認します。
⑧新しいおむつへ交換する
しわができないよう整えます。
⑨患者さんの体位・安楽を整える
疼痛や疲労感がないか確認します。
⑩物品片付け・手指衛生を行う
感染予防を行います。
おむつ交換で観察するポイント
実習でよく聞かれること
Q. なぜ前から後ろへ拭くの?
「尿路感染予防のためです。」
Q. なぜしわを作らないの?
「圧迫や褥瘡リスクにつながるためです。」
Q. なぜ便性状を観察するの?
「消化管状態や出血の有無を確認するためです。」
Q. なぜ羞恥心へ配慮するの?
「精神的苦痛軽減につながるためです。」
アセスメント例
患者さんはADL低下によって排泄セルフケア困難な状態である。
また、尿失禁・便失禁による陰部湿潤が持続しており、皮膚障害リスクが高いと考えられる。
現在臀部に軽度発赤もみられているため、おむつ交換によって清潔保持を行いながら皮膚状態を継続して観察していく必要があると考える。
記録例
「おむつ交換実施。尿失禁あり。泥状便少量あり。臀部に軽度発赤認めるが、びらんなし。陰部洗浄後、おむつ交換実施。疼痛訴えなし。」
おむつ交換では、ただ交換するだけではなく、
“排泄状態や皮膚状態を観察する”
ことが大切です。
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