もくじ
転倒転落リスク状態とは?
筋力低下やふらつき、認知機能低下などによって、
転倒や転落を起こす可能性が高い状態です。
転倒によって、
などにつながる可能性があります。
原因
など。
術後患者さんでは、
疼痛や麻酔の影響によってふらつきがみられることがあります。
考えられる看護問題
看護計画① 筋力低下やふらつきに伴う転倒転落リスク状態
短期目標
- 転倒転落なく安全に過ごすことができる
- 安全に離床できる
長期目標
- ADLを拡大しながら安全に生活できる
- 転倒なく入院生活を送ることができる
OP(観察計画)
- 歩行状態
- ふらつき
- 下肢筋力
- 疼痛の有無
- めまい
- 血圧
- SpO2
- 離床状況
- 睡眠状況
- 認知機能
- ナースコール使用状況
TP(援助計画)
- 離床時付き添う
- ベッド周囲を整理する
- 履物を整える
- ナースコールを手の届く位置に置く
- 必要時見守りを行う
- 疼痛コントロールを行う
EP(教育計画)
- 移動時はナースコールを使用するよう説明する
- 無理に一人で移動しないよう説明する
- 転倒予防の必要性を説明する
アセスメント例
患者さんは術後1日目であり、麻酔の影響や疼痛によってふらつきがみられる状態である。
また、高齢による下肢筋力低下もあり、転倒転落リスクが高いと考えられる。
離床時にふらつきがみられており、安全に離床を進めるためには付き添いや環境調整が必要であると考える。
実習でよく聞かれること
Q. なぜ術後患者さんは転倒しやすいの?
「麻酔の影響や疼痛、ふらつきによってバランスを崩しやすくなるためです。」
Q. なぜナースコールを説明するの?
「無理な離床による転倒を予防するためです。」
Q. なぜ疼痛コントロールが必要なの?
「疼痛によって動作が不安定となり、転倒リスクが高くなるためです。」
転倒転落リスク状態では、
「なぜ転倒しやすいのか?」
を考えながら観察することが大切です。
身体機能だけでなく、
疼痛や環境、認知機能なども踏まえてアセスメントしていきます。

