もくじ
排尿パターン障害とは?
正常な排尿が困難となり、排尿回数や排尿方法に問題が生じている状態です。
排尿障害によって、
などにつながる可能性があります。
原因
など。
術後患者さんでは、麻酔の影響によって排尿障害がみられることがあります。
考えられる看護問題
看護計画① 麻酔や活動量低下に伴う排尿パターン障害
短期目標
- スムーズに排尿できる
- 膀胱部不快感が軽減する
長期目標
- 正常な排尿パターンを維持できる
- 尿路感染を予防しながら過ごすことができる
OP(観察計画)
- 尿量
- 排尿回数
- 尿意の有無
- 排尿時痛
- 尿混濁
- 血尿
- 膀胱部膨満感
- 水分摂取量
- 発熱
- BUN
- Cre
- 尿道カテーテル留置状況
TP(援助計画)
- 排尿状況を観察する
- 排尿しやすい環境を整える
- 水分摂取を促す
- 必要時離床を促す
- 尿道カテーテル管理を行う
- 清潔ケアを行う
EP(教育計画)
- 尿意があれば我慢せず伝えるよう説明する
- 水分摂取の必要性を説明する
- 排尿時痛や違和感があれば報告するよう説明する
アセスメント例
患者さんは術後1日目であり、麻酔の影響や活動量低下によって排尿障害がみられる状態である。
現在尿量減少がみられており、膀胱部不快感も訴えている。
また、尿道カテーテル留置中であり、尿路感染リスクも高い状態である。
このまま排尿障害が続くと尿閉や感染につながる可能性があるため、排尿状況や尿性状を継続して観察していく必要があると考える。
実習でよく聞かれること
Q. なぜ尿量を確認するの?
「腎機能や循環状態、排尿状況を把握するためです。」
Q. なぜ水分摂取を促すの?
「尿量を確保し、尿路感染予防につなげるためです。」
Q. なぜ離床を促すの?
「活動によって排尿を促しやすくなるためです。」
排尿パターン障害では、「なぜ排尿できないのか?」を考えながら観察することが大切です。
尿量だけでなく、麻酔や活動量、水分摂取状況なども踏まえてアセスメントしていきます。

