小児の発熱時に観察するポイント|看護学生向けにわかりやすく解説

なぜ小児は発熱しやすいの?

小児は免疫機能が未熟であり、
感染によって発熱しやすいです。

また、
体温調節機能も未熟なため、
急激に体温変化することがあります。


小児の発熱で観察するポイント

①活気

かなり重要。

数値だけではなく、

  • 元気があるか
  • 反応があるか
  • 遊べているか

を観察します。


活気低下で注意すること

  • ぐったりしている
  • 反応悪い
  • 眠り続ける

など。


②呼吸状態

発熱によって呼吸数増加することがあります。


呼吸で観察すること

  • 多呼吸
  • 陥没呼吸
  • 鼻翼呼吸
  • SpO2

など。


③水分摂取量

かなり重要。

発熱によって脱水リスクが高くなります。


脱水でみられること

  • 尿量減少
  • 口唇乾燥
  • 涙減少

など。


④食事・哺乳状況

哺乳力低下は重症化サインになることがあります。


⑤顔色

  • 蒼白
  • チアノーゼ
  • 顔面紅潮

などを確認します。


⑥発汗

発汗状況によって体温変化を確認します。


⑦熱型

  • いつから
  • 最高体温
  • 解熱剤使用

など確認します。


小児発熱で注意する症状

  • けいれん
  • 呼吸苦
  • 水分摂取困難
  • 活気低下
  • 意識障害

など。


熱性けいれんとは?

発熱に伴って起こるけいれん。

乳幼児でみられることがあります。


実習でよく聞かれること

Q. なぜ活気が重要なの?

「重症度判断につながるためです。」
活気がない→活動するためにエネルギーを割けない


Q. なぜ水分摂取確認するの?

「脱水予防につながるためです。」


Q. なぜ呼吸状態もみるの?

「感染悪化や呼吸障害発見につながるためです。」


Q. なぜ哺乳力低下が危険なの?

「全身状態悪化サインになるためです。」


アセスメント例

患児は38.9℃の発熱がみられている状態である。
現在活気は保たれているが、発汗や食欲低下もみられており、脱水リスクがあると考えられる。
今後も水分摂取状況や呼吸状態、活気を継続して観察していく必要があると考える。


記録例

「BT 38.9℃。活気あり。水分摂取やや低下。尿あり。SpO2 98%。陥没呼吸なし。」


小児 発熱 看護
小児 発熱 観察項目
小児 発熱 看護学生
小児 発熱 アセスメント

こうのとりちゃんの国試ノート

やさしく、でもちゃんとわかる国試対策

つまずきやすいポイントも、
こうのとりちゃんが一緒に整理していきます。

かわいく、おしゃれに勉強したい方におすすめのサイトです。

小児看護実習
こうのとりちゃんをフォローする