小児の脱水徴候まとめ|看護学生向けに観察ポイントをわかりやすく解説

なぜ小児は脱水になりやすいの?

小児は、

  • 体内水分量が多い
  • 代謝が高い
  • 発熱しやすい

ため、
短時間で脱水が進行しやすいです。

特に、

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 発熱

時は注意。


小児の脱水徴候

①口腔内乾燥

口唇や口の中が乾燥していないか確認します。


②涙が少ない

泣いても涙が少ない場合は注意。


③尿量減少

  • おむつが濡れない
  • 尿回数減少

などを確認します。


尿量減少で考えられること

  • 脱水進行
  • 循環血液量低下

など。


④活気低下

  • 元気がない
  • 反応悪い
  • ぐったりしている

など。

かなり重要。


⑤皮膚ツルゴール低下

皮膚をつまんだ後、
戻りが悪い状態。


⑥大泉門陥没

乳児では重要。

脱水で凹むことがあります。


⑦頻脈

循環維持のため脈拍が速くなることがあります。


⑧体重減少

短期間で減少していないか確認します。


小児で特に注意する症状

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 発熱
  • 哺乳不良

など。


小児脱水で観察するポイント

呼吸状態

重症脱水では呼吸異常がみられることがあります。


顔色

  • 蒼白
  • チアノーゼ

など確認します。


毛細血管再充満時間(CRT)

循環状態確認につながります。


CRTとは?

爪を押して離した後、
色が戻るまでの時間。

通常2秒以内。


実習でよく聞かれること

Q. なぜ小児は脱水進行しやすいの?

「代謝が高く、水分変動しやすいためです。」


Q. なぜ尿量観察が重要なの?

「脱水早期発見につながるためです。」


Q. なぜ活気をみるの?

「重症化判断につながるためです。」


Q. なぜ大泉門を観察するの?

「乳児では脱水で陥没することがあるためです。」


アセスメント例

患児は発熱と下痢症状が続いており、水分喪失増加がみられている状態である。
現在尿量減少や口腔内乾燥も認めており、脱水傾向が考えられる。
今後も活気や尿量、哺乳状況を継続して観察していく必要があると考える。


記録例

「発熱あり。口唇乾燥軽度あり。尿回数減少あり。活気やや低下。哺乳量低下あり。」


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