切迫早産とは?|看護学生向けに症状・観察ポイントを解説

切迫早産とは?

妊娠22週0日〜36週6日までの間に、

「早産になりそうな状態」

をいいます。

まだ分娩には至っていませんが、
早産リスクが高い状態です。


早産とは?

妊娠22週0日〜36週6日に分娩に至ることです。


切迫早産の診断で重要なこと

子宮収縮


頸管長短縮

かなり重要。


頸管長とは?

子宮頸管の長さ。

正常では十分な長さがありますが、

短くなると早産リスクが高まります。


切迫早産の症状

①お腹の張り

かなり重要。


なぜ張りが起こるの?

子宮収縮が起こっているためです。


②下腹部痛

生理痛のような痛み。


③腰痛

持続する腰痛にも注意。


④性器出血

少量でも報告が必要。


⑤破水感

破水との鑑別が重要。


切迫早産で観察するポイント

子宮収縮の頻度

かなり重要。


出血量

色や量を確認します。


破水の有無

高位破水にも注意。


胎児心拍

正常は110〜160回/分。


胎動

胎児状態把握につながります。


治療

安静

基本的な治療。


子宮収縮抑制薬

リトドリンなど。


リトドリンで観察する副作用

  • 頻脈
  • 動悸
  • 手指振戦

など。


実習でよく聞かれること

Q. なぜお腹の張りを観察するの?

「子宮収縮の程度を把握するためです。」


Q. なぜ頸管長が重要なの?

「短縮すると早産リスクが高まるためです。」


Q. なぜ胎動を確認するの?

「胎児の健康状態を把握するためです。」


Q. なぜリトドリン投与中に脈拍をみるの?

「頻脈の副作用があるためです。」


アセスメント例

妊婦は妊娠30週であり、切迫早産の診断を受けている状態である。
現在子宮収縮はみられるが、胎児心拍は正常範囲内である。
今後も子宮収縮や出血、胎動を継続して観察し、早産徴候の悪化に注意していく必要があると考える。


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