もくじ
感染リスク状態とは?
細菌やウイルスなどによって感染を起こす可能性が高い状態です。
感染によって、
などにつながる可能性があります。
原因
など。
術後患者さんでは、創部やドレーン挿入部から感染を起こす可能性があります。
考えられる看護問題
看護計画①手術侵襲やドレーン留置に伴う感染リスク状態
短期目標
- 発熱や創部感染兆候がみられない
- 清潔を保持しながら過ごすことができる
長期目標
- 感染を起こさず術後回復を促進できる
- 安全に退院へ向けて経過できる
OP(観察計画)
- 体温
- 脈拍
- 血圧
- 呼吸数
- SpO2
- 創部発赤
- 熱感
- 腫脹
- 疼痛
- 排液性状
- WBC
- CRP
- ドレーン挿入部
- 痰の性状
- 食事摂取量
TP(援助計画)
- 清潔操作を行う
- 創部観察を行う
- ドレーン管理を行う
- 口腔ケアを行う
- 必要時離床を促す
- 栄養摂取を支援する
EP(教育計画)
- 創部を清潔に保つ必要性を説明する
- 発熱や疼痛増強時は報告するよう説明する
- 手洗いの必要性を説明する
アセスメント例
患者さんは術後3日目であり、創部やドレーンが留置されている状態である。
現在大きな感染兆候はみられていないが、高齢であり術後侵襲によって免疫力低下が考えられる。
また、食事摂取量低下もみられており、創傷治癒遅延リスクも高い状態である。
このまま感染を起こすと術後回復遅延につながる可能性があるため、創部や全身状態を継続して観察しながら感染予防を行っていく必要があると考える。
実習でよく聞かれること
Q. なぜCRPやWBCを確認するの?
「炎症や感染状態を把握するためです。」
Q. なぜ口腔ケアが感染予防につながるの?
「口腔内細菌による肺炎などを予防するためです。」
Q. なぜ栄養状態を観察するの?
「低栄養によって免疫力低下や創傷治癒遅延につながるためです。」
感染リスク状態では、「なぜ感染しやすい状態なのか?」を考えながら観察することが大切です。
創部だけでなく、栄養状態や全身状態も踏まえてアセスメントしていきます。

