便秘とは?
排便回数減少や排便困難がみられ、
便が十分に排出できない状態です。
便秘によって、
などにつながる可能性があります。
原因
など。
術後患者さんでは、
麻酔やオピオイド使用によって腸蠕動低下がみられることがあります。
考えられる看護問題
看護計画① 腸蠕動低下に伴う便秘
短期目標
- 排便がみられる
- 腹部膨満感が軽減する
長期目標
- 排便コントロールを整えながら苦痛なく過ごせる
- イレウスを予防できる
OP(観察計画)
- 排便回数
- 最終排便日
- 便性状
- 排ガスの有無
- 腹部膨満
- 腸蠕動音
- 腹痛
- 食事摂取量
- 水分摂取量
- 活動量
- オピオイド使用状況
TP(援助計画)
- 水分摂取を促す
- 離床を促す
- 排便しやすい環境を整える
- 腹部症状を観察する
- 必要時下剤使用状況を確認する
EP(教育計画)
- 水分摂取の必要性を説明する
- 活動が腸蠕動促進につながることを説明する
- 排便我慢をしないよう説明する
アセスメント例
患者さんは術後2日目であり、麻酔やオピオイド使用によって腸蠕動低下がみられる状態である。
また、疼痛による活動量低下や食事摂取量低下もあり、便秘リスクが高いと考えられる。
現在排便がみられておらず、腹部膨満感も出現しているため、このまま便秘が進行するとイレウスにつながる可能性がある。
そのため、水分摂取や離床を促しながら排便状況を観察していく必要があると考える。
実習でよく聞かれること
Q. なぜ離床を促すの?
「活動によって腸蠕動が促進されるためです。」
Q. なぜオピオイド使用を確認するの?
「オピオイドには腸蠕動を低下させる作用があるためです。」
Q. なぜ排ガスを確認するの?
「消化管機能回復の目安となるためです。」
便秘では、
「なぜ排便できないのか?」
を考えながら観察することが大切です。
排便状況だけでなく、
活動量や水分摂取、疼痛との関連も踏まえてアセスメントしていきます。

