セルフケア不足とは?
食事・清潔・更衣・排泄など、日常生活に必要な行動を自分で十分に行えない状態です。
セルフケア不足によって、
などにつながる可能性があります。
原因
など。
術後患者さんでは、疼痛や活動制限によってセルフケア困難となることがあります。
考えられる看護問題
看護計画① 筋力低下や疼痛に伴うセルフケア不足
短期目標
- 必要なセルフケアを安全に行うことができる
- 清潔を保持できる
長期目標
- できる範囲でセルフケアを継続できる
- ADLを維持しながら生活できる
OP(観察計画)
- ADL
- 筋力
- 疼痛の程度
- 更衣動作
- 清潔行動
- 食事動作
- 排泄動作
- 疲労感
- 呼吸苦
- 意欲
- 表情
TP(援助計画)
- 必要時セルフケア援助を行う
- できる部分は患者さん自身で行えるよう支援する
- 疼痛コントロールを行う
- 安全に動作できる環境を整える
- 疲労に配慮しながら援助する
EP(教育計画)
- 無理せずできる範囲で行うよう説明する
- 疲労時は休息するよう説明する
- 必要時は援助を求めるよう説明する
アセスメント例
患者さんは術後疼痛や筋力低下によってADL低下がみられている状態である。
現在更衣や清潔行動に一部介助が必要となっており、セルフケア不足が考えられる。
また、疼痛によって活動量低下もみられている。
このまま活動量低下が続くとさらにADL低下につながる可能性があるため、疼痛コントロールを行いながら患者さんができる部分を活かしてセルフケア支援を行っていく必要があると考える。
実習でよく聞かれること
Q. なぜ全介助しないの?
「患者さんの残存機能を活かすためです。」
Q. なぜ疼痛コントロールが必要なの?
「疼痛によって動作困難となるためです。」
Q. なぜ意欲も観察するの?
「精神面によってセルフケア行動へ影響するためです。」
セルフケア不足では、「なぜ自分で行うことが難しいのか?」を考えながら関わることが大切です。
身体機能だけでなく、疼痛や疲労感、意欲なども踏まえてアセスメントしていきます。
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