意識レベル(JCS・GCS)とは?違いと見方をやさしく解説【国試対策】

意識レベルとは?

意識レベルとは、 患者の意識のはっきりしている程度を評価する指標です。
意識の低下は、重篤な状態のサインになることもあります。

JCS(Japan Coma Scale:ジャパン・コーマ・スケール)

JCSは、日本でよく使われる意識レベルの評価方法です。刺激に対する反応で評価します。

➡︎数字が大きいほど重症!
※表中のⅡ- 20に該当する場合、その方の意識状態は「JCS20」と表現されます。


GCS(Glasgow Coma Scale:グラスゴーコーマスケール)

GCSは、世界的に使われている評価方法です。

➡︎数字が小さいほど重症!!
E、V、Mのそれぞれの得点を合計し、一般的に14・15点は軽症、9〜13点は中等症、3〜8点を重症と判断されます。


過去問チャレンジ

〈第1問〉呼びかけに反応しない意識障害の患者に、痛み刺激を加えたところ、かろうじて開眼した。
ジャパン・コーマ・スケール<JCS>による評価はどれか。(第100回 午前39問)
1. Ⅱ-20
2. Ⅱ-30
3. Ⅲ-100
4. Ⅲ-200

答えを見る

答え:2
刺激で開眼することから、レベルⅡであることがわかります。そして、呼びかけでは反応せず、痛み刺激によって開眼することから、Ⅱ-30であると判断できます。難しいですが、最初は表を見ながら、徐々に覚えていきましょう☺︎

〈第2問〉ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉のⅢ(3桁)で表現される意識レベルはどれか。
1. 刺激しなくても覚醒している状態
2. 意識清明の状態
3. 刺激すると覚醒する状態
4. 刺激しても覚醒しない状態

答えを見る

答え:4
表を振り返ってみましょう。まず、JCSは”数字が大きいほど重症“でしたね!Ⅰのレベルは「刺激しなくても覚醒している状態」で、最も意識レベルが良好な状態です。Ⅱのレベルは「刺激すると覚醒する状態」です。そして、Ⅲのレベルは「刺激しても覚醒しない状態」で、最も意識レベルが低下している状態です。従って、今回の答えは4となります。

〈第3問〉次の文を読み問題1に答えよ。
Aさん(53歳、女性)は休日に公園を散歩中、階段から落ちて頭部を強打し、意識を消失した状態で病院に救急搬送された。病院到着時のAさんは開眼せず、声は発しているが理解不能である。痛み刺激には逃れようとする動作がみられる。
グラスゴー・コーマ・スケール〈GCS〉によるAさんの意識レベルの評価はどれか。
1. E4 V5 M5
2. E1 V1 M2
3. E1 V2 M4
4. E2 V2 M2

答えを見る

答え:3
「開眼せず」ということから、自発的にも刺激でも開かない状態➡︎E1(開眼なし)
また、「声は発しているが理解不能」から、意味のある会話ができていない➡︎V2(理解不能な発声)
「痛み刺激に逃れようとする動作」より、 痛みに対して逃避行動あり➡︎M4(逃避反応)
したがって、答えは3となります。

おつかれさまでした!!
バイタルサインについてのページはこちらから*・゜゚・*:

こうのとりちゃんの国試ノート

やさしく、でもちゃんとわかる国試対策

つまずきやすいポイントも、
こうのとりちゃんが一緒に整理していきます。

かわいく、おしゃれに勉強したい方におすすめのサイトです。

看護師国家試験
こうのとりちゃんをフォローする